좋아요と좋아해요の違い

좋아요 (好きです) と좋아해요 (好きです) は基礎的な表現ですが、
その使い分けは少し難しい言葉です。

基本形からその違いを説明していきます。

좋다 (好きだ) は、-이/가 (-が) という助詞と一緒に使われ、
좋아하다 (好きだ) は、-을/를 (-を) という助詞と一緒に使われます。

また、
좋다は状態や性質や感情を表す形容詞であり、
좋아하다は動作を表す動詞です。

訳としては、
① 저는 삼겹살이 좋아요.
私はサムギョプサルが好きです。

② 저는 삼겹살을 좋아해요.
私はサムギョプサルが好きです。

どちらも「サムギョプサルが好きです」と訳せます。
意味上の違いはないのでしょうかね。

③ 남동생은 삼겹살이 좋아요. (X)
弟はサムギョプサルが好きです。

④ 남동생은 삼겹살을 좋아해요.
弟はサムギョプサルが好きです。

この場合は、③は不自然です。
なぜならさきほどとは「主語」が違うためです。

좋다は形容詞の中でも、自分の気持ちや感情などを表す心理形容詞というものです。
そして、心理形容詞は主語が1人称の時しか使えません (たぶん人の感情を他人から断言されるのは不自然だから)。
例文③の弟は、私 (1人称) でもなく、あなた (2人称) でもない3人称なので、心理形容詞である좋다は使えないのです。

좋다と좋아하다は意味するものが微妙に違う場合もあります。

②の좋아해요は、一般にサムギョプサルというものが好きという意味として、
①の좋아요は、選択肢としてサムギョプサルが好きという意味として聞こえやすいのです (晩御飯のメニューとかお店でのメニューとか)。

難しいですね。心理形容詞やら選択肢やらそういうものをいちいち気にしながら좋아요という言葉を使わなければならないのですかね。

今の例から、좋아요と좋아해요がもう少し簡単に使い分けられる方法を見出すことができます。
それは、좋아요は「良いです」と訳し、좋아해요は「好きです」と訳すことです。

これまで訳してきた좋아요の「好き」という意味は「良い」という意味から派生したものと考えましょう。
「好意 (良い) → 好き」という考え方です。
좋아요の一番の意味は「良いです」であり、訳したとき日本語として不自然でなければ「好きです」という意味としても使えると覚えましょう。

そうすると、
① 저는 삼겹살이 좋아요.
私はサムギョプサルが良いです。(日本語として不自然ではないので、文脈次第では「好きです」という意味にもなれる)

② 저는 삼겹살을 좋아해요.
私はサムギョプサルが好きです。

③ 남동생은 삼겹살이 좋아요. (X)
弟はサムギョプサルが良いです。(日本語としても不自然なので、「好きです」という意味にもなれない)

④ 남동생은 삼겹살을 좋아해요.
弟はサムギョプサルが好きです。

疑問文の場合も、
⑤ 삼겹살이 좋아요?
サムギョプサルが良いですか。(日本語として不自然ではないので、文脈次第では「好きですか」という意味にもなれる)

⑥ 삼겹살을 좋아해요?
サムギョプサルが好きですか。

このように使い分けができるようになります。
質問に対する望ましい答えも、⑤は①に、⑥は②になるのが分かります。

これからは「좋아요 = 良いです (好きです)」「좋아해요 = 好きです」として使ってみましょう。

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